PRESS RELEASE · 若者支援 / AI Mentor

お金の不安がある若者、5人に4人がAI相談後に「今日の一歩」を選んだ

一般社団法人AwakApp、学費・生活費などに不安を挙げた65人中52人の行動選択を確認。15〜19歳507人の実証結果と相談の仕組みを日英で公開

一般社団法人AwakAppは2026年10月5日、若者向けAI相談事業「AI Mentor」の実証結果と相談の仕組みを、日本語・英語で公開しました。相談前に学費・生活費・家庭の状況など、お金の心配を挙げた65人のうち52人、5人に4人が、相談後にその日最初に取り組む行動を選びました。

実証には全国47都道府県の15〜19歳507人が参加し、AI Mentorを利用しました。全体では342人、約3人に2人が、調べる・勉強する・人に相談するなどの行動を選びました。Water Dragon Foundationの助成を受け、2026年8月1日〜10日に実施したものです。

人数は相談直後のアンケートによる自己申告です。行動を実行した人数や、AIだけによる効果を示すものではありません。65人はお金の心配を挙げた人で、低所得世帯として分類した人数ではありません。

学費の悩みから、「学生課で奨学金の相談」へ

参加者の一人は、相談内容を「編入する学費」、今日最初に行うことを「学生課で奨学金の相談」と記入しました。公開済みの成果報告にも掲載している、相談後アンケートの匿名の回答例です。

「学費が心配」という悩みを抱える人が、誰に何を相談するかを考える。AI Mentorは、若者が自分の状況を整理し、取り組むことを選ぶためのチャット相談サービスです。本事業では、家庭の経済状況によって相談や学びの機会が限られる若者にも支援を届けることを目指しました。

相談の特徴は、本人が選び、「今日の5分」まで具体化すること

相談内容をもとにAIが8つの視点を示し、本人が重要だと思う2つを選ぶ。その選択に沿って時期別の計画を作り、最初の1週間、さらに今日5〜10分でできることまで具体化する。AI Mentorは、この順番で相談を進める設計です。

公開資料の大学進学の相談例では、「合格点との距離」と「毎日の型」を選ぶと、今日の行動として模試の科目別点数を書き出すことが示されます。難しい場合には取り組む時間を短くする案や、担任・進路指導の先生への相談も提示します。

この画面例は実際のAI出力をもとに作成した説明用の資料です。上記の参加者の回答例とは別のもので、参加者が実行したことを示すものではありません。

家庭で利用できる教材や学習環境にも着目

教材や勉強机、部活動にかかる費用など、家庭で利用できる学びや暮らしの条件も調べました。9項目の該当数が少ない区分では158人中108人が、その日の行動を選びました。これは所得額による分類ではなく、冒頭の「お金の心配がある65人」とも別の集計です。

一方、相談内容を具体的に記述できなかった回答もありました。どんな問いかけなら悩みを整理しやすいか、選んだ行動を実行できるか、人や支援制度につながるか。これらを次の検証課題として、結果と課題の両方を公開しています。

AI MentorからSIMYへ

AI Mentorは現在、SIMY(シミー)という形で生まれ変わっています。SIMYの公式サイトでは、会話をもとに仕事の進め方を組み立て、実行を支えるAIサービスとして、製品情報を公開しています。

若者支援では、今回の相談設計と実証結果を、選んだ一歩の実行を支える仕組みの検討に生かします。奨学金・支援窓口への案内や行動の継続支援は、今後の構想です。

本事業の主体は一般社団法人AwakApp、本発表の発信元・取材窓口はAwakApp Japan合同会社です。

詳しい集計を見る

お金の心配がある人の集計

相談前のSC6で「学費、生活費、家庭の状況など、お金について心配がある」を選んだ65人が対象。このうち相談後のQ4で行動の種類(選択肢1〜9)を選んだ52人を集計しています。全体507人に含まれる部分集団です。

その他の相談直後の回答

314人が、目標の具体化、選択肢の発見、情報の理解、不安の整理、今日の行動の決定など7項目のいずれかを選択。別設問では243人が、提案から選ぶ・提案を変える・別の行動を考える、のいずれかを回答しました。

家庭環境別の集計

「分からない」「答えたくない」の44人を除いた463人を分類。9項目のうち0〜3項目が158人、4〜9項目が305人で、行動を選んだのは108人(68.4%)と224人(73.4%)でした。

相談後の記述による集計

相談内容を具体的に記述できた人に限ると、行動を選んだのは59/74人と186/230人。具体的な記述がなかったのは84/158人と75/305人です。相談前の能力や、その理由を測定した数値ではありません。

FOR REPORTERS

取材の前に確認できる資料

今回、何を公開したのですか。

2026年10月5日、507人が利用したAI相談の実証結果、家庭環境別の集計、相談の進め方を日英で公開しました。成果報告は各30枚で、PDFとテキストでも確認できます。

「5人に4人」は、誰を数えていますか。

全参加者507人のうち、相談前にお金の心配を挙げた65人に限った集計です。相談後に行動の種類を選んだ52人を数えています。全体では342/507人であり、若者全体の割合を推計した数字ではありません。

一般的なAIチャットとの違いは何ですか。

本事業で用いた相談設計は、8つの視点から本人が2つを選び、時期別の計画から今日5〜10分でできることへ具体化する流れです。他サービスとの比較試験は行っていません。

実際の相談の様子を確認できますか。

下の資料7・8で、実際のAI出力をもとに作成した相談画面例を確認できます。大学進学をテーマにした説明用の例です。参加者の相談ログや、動作するデモではありません。

行動の実行や、経済格差の改善を確認しましたか。

今回の主な数値は、相談直後に何を選んだかという自己申告です。その後の実行・継続や経済格差の改善は確認していません。相談前後の変化と、相談後の状態を分けて読む必要があります。

現在のSIMYについては、どこで確認できますか。

製品の機能やプランはSIMY公式サイトで案内しています。今回の若者向け実証と現在の製品案内は分けてご覧ください。若者支援への活用については、本ページの取材窓口にお問い合わせください。

PROJECT REPORT

成果報告スライド

全30枚 · 日本語

2026年8月25日付の成果報告をもとに、公開用に解釈・表現を改定した資料です(2026年10月5日改定)。各画像を拡大し、左右の矢印で読み進められます。

成果報告PDFをダウンロード(全30枚)

集計の対象・設問・結果の範囲は、実施概要にまとめています。

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AI Mentorの成果と今後

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SIMY Water Dragon Foundation 助成事業 成果報告|AI Mentor事業(AIによる若者向け相談) 家庭の事情にかかわらず、10代の若者に AIが「最初の相談相手」として届いた AI Mentorは、若者がAIとチャットで悩みを整理し、「今日まず何をするか」を決める相談サービスです。 本事業はひとり親家庭の若者を主な対象に掲げています。 2026年8月1日から10日までの間、15〜19歳507人(うち母子世帯73人=14.4%)にAI Mentorを使ってもらい、 相談の前後にアンケートで成果を調べました。 一般社団法人AwakApp|2026年8月25日
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507人全員が同じ流れで相談し、成果3タイプ・区分3タイプで分析した

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00 / この報告の読み方 507人全員が同じ流れで相談し、成果3タイプ・区分3タイプで分析した 本文に入る前に、調査の流れと、この報告で繰り返し使う言葉の意味をまとめます。以降のスライドの数字は、すべてこの定義に基づきます。 一般社団法人AwakApp 2 SIMY 調査の流れ(507人全員が同じ順番) 1 相談前のアンケート 年齢、家庭状況、ふだんの暮らし、夢、相談したいこと、今の問題 2 AI Mentorと相談 チャットで悩みを整理し、「今日まず何をするか」を決める(p.7〜8) 3 相談直後のアンケート 分かったこと、今日すること、残っている問題、決め方 4 2つの話を読む ①世界の所得差とIIT(インド工科大学)の奨学金制度を紹介するプロジェクトからの話 ②IITH(同ハイデラバード校)学生からのメッセージ。読後の気持ちを回答 対象:15〜19歳、全国47都道府県、507人(高校生360人=71.0%、女性372人=73.4%) この報告で使う言葉 今日の一歩を決めた 相談直後に、今日最初に行う行動の種類を選んだ人。 「決まらなかった」「分からない」「答えたくない」は含まない。 行動の実行・継続は未確認。 整理・決定があった 夢・選択肢・情報が分かった、不安が整理された、今日の行動が 決まった、のいずれかを相談後の設問で選んだ人。 提案を選ぶ・変える 複数の提案から選ぶ・自分の状況に合わせて変える・別の行動を 考える、のいずれかを相談後の設問で選んだ人。 母子世帯/両親世帯 「母親が主な親・保護者」と答えた73人(14.4%)/「母親と父親の両方が関わっている」と答えた316人(62.3%)。 経済的に余裕の少ない家庭/ それ以外の家庭 ふだんの暮らし9項目(家族での外食、国内旅行、海外旅行、自家用車、塾、教材、部活の費用、勉強机、進学費用を家庭で話せる)のうち当てはまるものが0〜3項目の158人(34.1%)/4〜9項目の305人(65.9%)。母数は463人。 言葉にできた/できなかった 相談後に「AIに何を相談したか」を書く欄に、内容を具体的に書けた人/「分からない」「うまく説明できない」「なし」などと書いた人。 成果3タイプ|相談で何が起きたか 区分3タイプ|どの若者どうしを比べるか
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507人に届き、67.5%が「今日の一歩」を決めた

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00 / 要約 507人に届き、67.5%が「今日の一歩」を決めた 結論を先に4点で示します。誰に届いたか、何が決まったか、家庭環境で差が出たか、次に埋める課題は何か。根拠は02章以降の各スライドで1つずつ確認します。 一般社団法人AwakApp 3 SIMY 届いた 507人 有効回答 47都道府県の15〜19歳。うち母子世帯73人、経済的に余裕の少ない家庭158人、学校にも仕事にもつながっていない若者10人。 → p.4〜5 決まった 67.5% 今日の一歩を決めた(342/507人) 相談直後に「今日の一歩」を 決めた。61.9%(314人)が 整理・決定を回答。47.9% (243人)は提案を選ぶ・ 変える等と回答した。 → p.11 条件別の比較 80% vs 81% 今日の一歩を決めた割合(言葉にできた若者どうし) 言葉にできた若者どうしで比べると、経済的に余裕の少ない家庭80%(59/74人)、それ以外81%(186/230人)。 → p.17 見えた 53% vs 25% 相談後に内容を具体的に 記述できなかった割合 経済的に余裕の少ない家庭では 53%(84/158人)が相談後に 内容を具体的に記述できなかった。 それ以外は25%(75/305人)。 → p.26 相談後に内容を具体的に書けた若者では、行動選択の割合は80%と81%でした。条件付き集計であり、効果の同等性は示していません。 今後は、相談の進め方や振り返り方、人や制度へのつながりを検討します。記述できなかった理由は、今回の回答だけでは特定できません。
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15〜19歳の各年齢から、全国47都道府県すべての回答を得た

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01 / 届いた若者 15〜19歳の各年齢から、全国47都道府県すべての回答を得た 15〜19歳の各年齢と全国47都道府県から回答を得ました。一方で在学状況と性別には偏りがあり、高校生が71.0%、女性が73.4%を占めます。 一般社団法人AwakApp 4 SIMY 年齢 母数は507人(15〜19歳) 現在の状況(1つ選択) 高校生 360人(71.0%) 大学・短大 84人(16.6%) 専門学校 21人(4.1%) 働いている 14人(2.8%) 学校にも就労にもつながっていない 10人(2.0%) 浪人生・予備校生 9人(1.8%) 答えたくない 9人(1.8%) 中学生・その他は0人。 居住都道府県 47 都道府県すべてから回答 東京都 50人(9.9%) 埼玉県 40人(7.9%) 愛知県 35人(6.9%) 神奈川県 33人(6.5%) 兵庫県 28人(5.5%) 上位5県以外の42都道府県から321人(63.3%) 女性372人(73.4%)、男性135人(26.6%)。
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届きにくい家庭の若者にも、同じ相談体験が届いた

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01 / 届いた若者 届きにくい家庭の若者にも、同じ相談体験が届いた 本事業はひとり親家庭の若者を主な対象に掲げています。調査は、多様な家庭状況の507人から相談後の回答を得ました。 一般社団法人AwakApp 5 SIMY 母子世帯 73人 全体の14.4%。父子世帯は8人(1.6%) 経済的に余裕の少ない家庭 158人 暮らし9項目中0〜3項目 158/463人(34%) 母子世帯かつ経済的に余裕の少ない家庭 37人 母子世帯のうち回答できた67人の55% 家庭状況(すべて選択) ※比較に使う「両親世帯」は316人(62.3%) 両親とも関与 322人(63.5%) 母親が主な保護者 73人(14.4%) 父親が主な保護者 8人(1.6%) 親以外の支援・施設等 11人(2.2%) 答えたくない 42人(8.3%) 人の支援では見えにくい状況も数字で見えた 10人 学校にも仕事にもつながっていない 507人の2.0%。うち6人(60.0%)が母子世帯 25人 夢を身近な人に話せていない 507人の4.9%。身近な人が夢を知らない16人(3.2%)、話せる人がいない9人(1.8%) 17人 相談できる人がいない 507人の3.4%。相談前に「相談できる人がいない/誰に相談すればよいか分からない」と回答 42人 家庭状況を答えたくない 8.3%。他の設問でも回答を避ける傾向が強い層
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母親が主な保護者の若者に見られた、生活資源と相談テーマの傾向

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01 / 家庭環境別の回答 母親が主な保護者の若者に見られた、生活資源と相談テーマの傾向 相談前の回答から、生活資源や相談テーマの傾向を比較しました。言葉にする能力や経験を測った結果ではありません。 一般社団法人AwakApp 6 SIMY ふだんの暮らしの項目に「当てはまる」と答えた割合 母数:母子世帯73人、両親世帯316人 22% 進学費用を家庭で心配せずに話せる(16/73人) 両親世帯は49%(155/316人)。母子世帯のうち「経済的に余裕の少ない家庭」に当たる若者は55%(37/67人、両親世帯25%=75/306人)。 1.4% 相談内容にお金のことを書いた(1/73人) 相談前に「お金の心配がある」と答えた割合は、母子世帯14%(10/73人)、両親世帯12%(37/316人)と同じ水準。しかし相談内容として言葉にしたのは1人だけ。 20.5% 相談テーマは「不安・自信」(15/73人) 両親世帯12.3%(39/316人)。相談前に選んだテーマの比較です。
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AI Mentorは、夢を真ん中に置き、選んだ2つの視点を計画にする

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01 / 実施したこと AI Mentorは、夢を真ん中に置き、選んだ2つの視点を計画にする 相談画面の例です(実際の出力をもとに作成した事例)。若者が言葉にした夢を中心に、AIが8つの視点を示し、本人が重要な2つを選ぶと、AIが入試までの流れを3つの時期に分けて具体化します。 一般社団法人AwakApp 7 SIMY 1 選んだ視点 合格点との距離 2 科目別の弱点 3 模試の活用 4 過去問対策 5 選んだ視点 毎日の型 6 生活リズム 7 一緒に頑張る友達 8 相談できる人 真ん中に置く夢 来年の春までに、●×大学の合格に向けて、D判定から必要な得点を積み上げる勉強を続ける AIの助言 「あと何点必要なのか」をはっきりさせ、その差を埋める勉強を毎日の習慣に。D判定という結果だけを見ず、科目ごとの点数を動かしていこう。 これからの流れ(AIが示した3つの時期) 1 今〜9月末 現在地をはっきりさせる時期 目指したいこと どの科目を何点伸ばす必要があるか分かり、毎日勉強を始める時間が決まっている状態にする。 やってみること 直近の模試を科目ごとに見て、得点と間違えた単元を書き出す。平日は「帰宅後○時から30分」のように、必ず始める勉強を一つ決める。 ここまでできたらいい感じ 弱い科目・単元が3〜5個言えて、週5日ほどは決めた時間に勉強を始められている。 2 10〜12月 合格点との差を縮めていく時期 目指したいこと 苦手なところを減らし、「前より取れる問題」を増やす。 やってみること 模試や演習のたびに点数を記録し、前回できなかった問題をもう一度解く。得点を伸ばしたい科目を優先して続ける。 ここまでできたらいい感じ 間違えた問題を解き直して正解できることが増え、自分の得点の変化を説明できる。 3 年明け〜入試直前 本番で取れる点を固める時期 目指したいこと 時間内に解く感覚を身につけ、取るべき問題を確実に取れるようにする。 やってみること 本番と同じ時間を意識して解き、間違えたところだけを重点的に復習する。続けてきた型を崩さない。 ここまでできたらいい感じ 時間を測って解くことに慣れ、直前に復習すべき単元を絞れている。 相談画面の例は、実際の出力をもとに作成した事例です(大学名は仮名)。次のページで、この計画が「最初の1週間」と「今日の5分」まで具体化されます。
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計画は「最初の1週間」と「今日の5分」まで具体化される

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01 / 実施したこと 計画は「最初の1週間」と「今日の5分」まで具体化される 同じ相談画面の続きです。3つの時期の計画の下に、最初の1週間の進め方と、つまずいたときの逃げ道、困ったときに話せる人が示されます。 一般社団法人AwakApp 8 SIMY 今日できること(5〜10分) 直近の模試を出して、科目ごとの点数を紙かスマホに書く。その横に「もっと取れそうだった科目」に○をつける。 明日やってみること(10〜30分) 模試で間違えた問題を3問だけ選び、「知識不足・忘れていた・時間不足・読み違い」のどれだったか書く。 今週のチャレンジ 毎日同じタイミングで、まず30分だけ勉強を始める日を5日つくる。最初の科目もあらかじめ決めておく。 できたかどうかを見るポイント 勉強時間の長さより、「決めた時間に始められた日が何日あったか」を数える。今週できるようになった問題を3問以上残す。 今週は急がないこと いきなり長時間勉強することや、参考書をたくさん増やすこと。まずは「何を伸ばすか」と「毎日始める型」をつくることを優先する。 もし難しかったら 30分が重ければ、10分だけにする。英単語10個、数学1問など、始めるハードルを下げて「ゼロの日」を減らす。 困ったときに話せる人 担任や進路指導の先生、塾・予備校の先生に直近の模試を見せて、「合格に近づくには、どの科目を優先して何点伸ばすべきか」を相談する。 今日の一歩 「まず今日は、模試の科目別点数を書き出す5分から始めれば十分です。」 AI Mentorの最後の一文。大きな夢を、今日できる5分に変えて相談を終えます。 人につなぐ設計 計画の最後に「困ったときに話せる人」を具体的に示します。この調査では、相談後に「人に相談する」を今日の一歩に選んだ若者はまだ少なく(3.7%=19/507人)、ここを強める改善をp.28で示します。
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望みは「安定した生活」。相談テーマの3位は「まだ分からない」

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01 / 届いた若者 望みは「安定した生活」。相談テーマの3位は「まだ分からない」 相談前のアンケートから、若者の出発点を確認します。望みは安定した生活。相談したいことは進学と夢が上位で、 3番目は「何を相談したいか、まだ分からない」でした。 一般社団法人AwakApp 9 SIMY 夢・将来叶えたいこと(3つまで選択) 母数は507人(3つまで選択) 夢に対する身近な人の反応(1つ選択) 50.3% 身近な人が夢を応援している 50.3%(255人) 積極的に応援 30.0%(152人) 心配や条件はあるが応援 20.3%(103人) 夢がまだ決まっていない 17.8%(90人) 反対・別の道を勧める・無関心 7.1%(36人) 夢を知らない/話せる人がいない 4.9%(25人) AIに相談したいこと(1つ選択) 進学先・受験・勉強・成績 18.9% 96人 夢・目標・やりたいこと 16.0% 81人 何を相談したいか、まだ分からない 14.2% 72人 不安・自信・やる気 12.0% 61人 家族・友人・学校の人間関係 8.7% 44人 将来の仕事・働き方 6.7% 34人 学費・奨学金・生活費・お金 4.3% 22人
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相談後の記述では「うまく説明できない」等が最多だった

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02 / 相談後に見えた成果 相談後の記述では「うまく説明できない」等が最多だった 相談後に「AIにどのようなことを相談しましたか」と自由に書いてもらった507件を、主なテーマで一件ずつ分類しました。 一般社団法人AwakApp 10 SIMY 言葉にしにくい・テーマ未定 32.9% 167人 「分からない」 「うまく説明できない」 進路・学習 30.0% 152人 進学・仕事・勉強・受験の悩み 人間関係・気持ち・生活 13.8% 70人 家族・友人・自信・暮らし・部活 その他の具体テーマ 9.5% 48人 創作・趣味・個別の問い お金・自立・制度 8.3% 42人 学費・収入・奨学金・自立 相談なし・特になし 5.5% 28人 「なし」「特になし」など 分類から見えたこと 3人に1人が、相談後の記述で 「分からない」等と回答しました。 相談前の状態や理由は特定できません。 相談と振り返りの進め方を検討します。 同じ回答者の「悩み → 今日の一歩」 英検2級の勉強方法 → 英単語の練習16才 男性・高校生 大学進学の学費 → 奨学金制度を調べる17才 女性・高校生 人間関係 → 思いを紙に書く18才 男性・就労 分類は、相談内容の自由記述を読み、主なテーマで一件ずつ振り分けたものです(合計507件)。
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相談直後、3人に2人が「今日の一歩」を決めた

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02 / 相談後に見えた成果 相談直後、3人に2人が「今日の一歩」を決めた 相談直後のアンケートで、行動選択/整理・決定/提案の選択・変更を確認しました。3つは別々の設問の自己申告で、回答は一部重複します。 実際の行動や、AIによる因果効果を確認した数値ではありません。 一般社団法人AwakApp 11 SIMY 今日の一歩を決めた 67.5% 342人。相談直後に、今日最初に行う具体的な行動を選べた。 整理・決定があった 61.9% 314人。夢や選択肢が具体的になった、 不安が整理された、今日の行動が決まった、 などの回答を選択した。 提案を選ぶ・変える 47.9% 243人。複数の提案から選ぶ・変える・ 別の行動を考える、のいずれかと回答した。 同じ回答者の記述:相談したかったこと → 今日の一歩 英検2級の勉強方法 → 英単語の練習16才 男性・高校生 大学進学の学費 → 奨学金制度を調べる17才 女性・高校生 人間関係 → 「こうありたい」という思いを紙に書く18才 男性・就労
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7段階で見ると「今日することが決まっている」人は10.8%→16.4%

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02 / 相談後に見えた成果 7段階で見ると「今日することが決まっている」人は10.8%→16.4% 相談の前と直後に、今の状態を「夢や目標がまだ決まっていない」から「すでに行動を始めている」までの7段階から1つ選んでもらいました。 p.11の67.5%とは別の設問で、ここでは最も具体的な2段階に達した人だけを数えています。 一般社団法人AwakApp 12 SIMY 「今日することが決まっている/すでに始めている」と答えた割合(507人) 相談前 10.8% → 相談後 16.4% +5.6ポイント 55人 → 83人 同じ人の段階の変化(前後とも段階を答えた354人) より具体的な段階へ進んだ 38.4%(136人) 同じ段階のまま 42.7%(151人) 前の段階に戻った 18.9%(67人) 7段階:①夢や目標が決まっていない → ②目標はあるが説明できない → ③方法や選択肢が分からない → ④どれを優先するか決めていない → ⑤今日何をするかは決まっていない→ ⑥今日最初に行うことが決まっている → ⑦すでに最初の行動を始めている 相談前に夢や目標が定まらなかった人も、相談後には「気になる大学を2校調べる」「入試科目を調べる」など、まず取り組むことを言葉にしていました。
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「今日の一歩」の中身は、勉強・情報収集・生活を整えること

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02 / 相談後に見えた成果 「今日の一歩」の中身は、勉強・情報収集・生活を整えること 相談直後に選んだ「今日最初に行う行動」(1つ選択)の上位3つと、それぞれを選んだ同じ回答者の記述を示します。図にない「その他」11人(2.2%)、「分からない」34人(6.7%)、「答えたくない」67人(13.2%)を含めて507人です。 一般社団法人AwakApp 13 SIMY 01 勉強・試験準備 17.8% 90人 一人の記述 成績を上げる方法を相談 → まず少しでも宿題をする 16才 女性・高校生 02 情報を調べる 16.2% 82人 一人の記述 心配なことや将来について相談 → 志望校の入試科目を調べる 16才 女性・高校生 03 生活を整える 8.5% 43人 一人の記述 SNSに集中を奪われる悩み → SNSを見る時間を決める 18才 女性・大学生 比較して選ぶ 7.7% 39人 部活動・創作 6.1% 31人 人へ相談する 3.7% 19人 費用計算・計画 3.4% 17人 窓口へ連絡する 2.0% 10人 決まらなかった 12.6% 64人
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考える材料で最も多いのは、「夢や目指したい状態が具体的になった」

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02 / 相談後に見えた成果 考える材料で最も多いのは、「夢や目指したい状態が具体的になった」 「相談で何が新しく分かったり、整理されたりしましたか」(2つまで選択)の内訳です。いずれかを選んだ人が61.9%でした。 一般社団法人AwakApp 14 SIMY 新しく分かった・整理されたこと(2つまで選択) 母数は507人(2つまで選択) 整理・決定があった 61.9% 314人。上の7項目のいずれかを選んだ人。 変わらなかった人 11.6% 59人が「相談前と比べて特に変わらなかった」 1.2% 6人が「分からないことや迷いが増えた」
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半数近くが、AIの提案から選ぶ・変える等と回答した

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02 / 相談後に見えた成果 半数近くが、AIの提案から選ぶ・変える等と回答した 「今日行うことは、どのように決まりましたか」(1つ選択)の内訳です。AIの提案を選ぶ・変える・別の行動を考えた3つを「提案を選ぶ・変える」と 数えます。 一般社団法人AwakApp 15 SIMY 今日行うことの決まり方(1つ選択) AIの複数の提案から、自分で1つ選んだ 19.5%(99人) AIの提案を、自分の状況に合わせて変更した 18.3%(93人) 対話を参考に、自分で別の行動を考えた 10.1%(51人) AIの提案を、そのまま行うことにした 12.4%(63人) もともと考えていた行動に決めた 7.7%(39人) 今日行う具体的な行動は決まらなかった 11.0%(56人) 分からない/答えたくない 20.9%(106人) 提案を選ぶ・変える 47.9% 243人。青い3項目のいずれかを選んだ人。 今後検証したいこと 今後、自分で選ぶ工程が、実行・継続にどう関わるかを 検証します。今回確認したのは、相談直後の決め方です。
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463人全体で比べると、家庭の経済状況によって成果に差が出る

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02 / 相談後に見えた成果 463人全体で比べると、家庭の経済状況によって成果に差が出る 家庭の経済状況は、相談前アンケートの「ふだんの暮らし」9項目(下の一覧)で測りました。当てはまると答えた項目数で2つに分け、463人で3つの成果を比べています。 一般社団法人AwakApp 16 SIMY 9項目それぞれに「当てはまる」と答えた割合(507人) 日常の暮らし 月1回以上の家族外食 51.7% 262人 年1回以上の国内旅行 30.6% 155人 3年以内の海外旅行 8.9% 45人 家族の自家用車 66.7% 338人 学習環境 塾・予備校・習い事 39.3% 199人 教材を買ってもらえる 60.7% 308人 部活動の費用 54.2% 275人 勉強机・部屋 66.9% 339人 進学を話せる環境 進学費用を家庭で心配せず話せる 39.4% 200人 3つの成果の割合(463人全体で比較) 人数:経済的に余裕の少ない家庭 92・66・108人/それ以外の家庭 218・173・224人。 差が最も大きいのは「提案を選ぶ・変える」(それ以外の家庭56.7%−経済的に余裕の少ない 家庭41.8%=14.9ポイント差)。一方、経済的に余裕の少ない家庭でも68.4% (108人)が今日の一歩を決めています。次頁は相談後の記述で分けた集計です。 分類のしかた(相談前アンケートの回答を使って4手順) ① 9項目を選ぶ ふだんの暮らしで当てはまる項目を選択 ② 数を数える 1人ごとに0〜9項目 ③ 2つに分ける 0〜3項目=158人/4〜9項目=305人 ④ 463人で比較 不明・回答辞退44人を除外
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相談後に具体的に記述できた人では、行動選択は80%と81%

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02 / 相談後に見えた成果 相談後に具体的に記述できた人では、行動選択は80%と81% 相談後の記述によって対象を分けた集計です。行動選択の割合が近くても、AIの効果の同等性や家庭環境による格差の解消は示していません。 一般社団法人AwakApp 17 SIMY 今日の一歩を決めた割合 母数:全員 158人・305人/言葉にできた人 74人・230人 言葉にできた若者どうしの比較 80% vs 81% 行動選択:経済的に余裕の少ない家庭80%(59/74人)、 それ以外81%(186/230人)。整理・決定: 同73%(54/74人)、81%(187/230人)。 母子世帯では、考える材料の差は縮み、今日の一歩の差は残る 言葉にできた母子世帯の若者(37人)では、整理・決定があった 割合は76%(28人。両親世帯80%=176/220人)と、全員で 比べた差(母子世帯53%=39/73人、 両親世帯69%=218/316人)が4ポイントまで縮まります。 今日の一歩は70%(26人。同81%=179/220人)で、差は 残ります。
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年齢別に見ると、家庭環境別の行動選択の割合が異なる

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02 / 相談後に見えた成果 年齢別に見ると、家庭環境別の行動選択の割合が異なる 15〜17歳では経済的に余裕の少ない家庭のほうが行動選択の割合が高く、18〜19歳では低い結果でした。 年齢別の記述的集計であり、早期介入の効果を示したものではありません。 一般社団法人AwakApp 18 SIMY 今日の一歩を決めた割合 母数:15〜17歳 82人・211人/18〜19歳 76人・94人 15〜17歳|経済的に余裕の少ない家庭(82人) 79% 65/82人。それ以外の家庭は71%(150/211人)。高校生に 限ると、経済的に余裕の少ない家庭80%(74/93人)、それ以外 73%(175/239人)。対象を分けた記述的な比較です。 18〜19歳|経済的に余裕の少ない家庭(76人) 57% 43/76人。それ以外の家庭は79%(74/94人)。大学・専門学校・就労・未就学へ移る時期に、学費や生活の現実に直面する層です。次の改善の焦点(p.28)。
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お金の心配がある65人中52人が、今日の行動を選んだ

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02 / 相談後に見えた成果 お金の心配がある65人中52人が、今日の行動を選んだ 相談前に「学費・生活費・家庭の状況など、お金について心配がある」と答えた65人の結果です(p.9の相談テーマ「お金」22人とは別の設問)。全体より高い割合で今日の一歩を決めました。 一般社団法人AwakApp 19 SIMY 今日の一歩を決めた 80% 65人中52人。全体は67.5%。 調べる・計画・連絡を選択 32% 21/65人。情報収集・計画・連絡を選択。 それ以外は20%(88/442人)。 制度利用の実績は未確認です。 「奨学金や支援制度をもっと調べたい」 12.3% 65人中8人。2つの話を読んだ後の回答。全体は7.5%(38/507人)。 相談したかったこと 編入する学費 → 今日の一歩 学生課で奨学金の相談 19才 女性・大学生 相談したかったこと 食事代などでほとんどお金がない。コンビニの使い方と食事の選び方を聞いた → 今日の一歩 金額を先に決めて食事を選ぶ 19才 女性・専門学校 相談したかったこと 兄の学費をどうするか → 今日の一歩 学校に頼った方がいいと兄に伝える 17才 女性・高校生 相談前にお金の心配を挙げた65人中25人(38.5%)が、相談後も同項目を選択しました。人や制度への案内を検討する材料です(p.23)。
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母親が主な保護者の73人中17人が、「調べる」を選んだ

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02 / 相談後に見えた成果 母親が主な保護者の73人中17人が、「調べる」を選んだ 母親が主な保護者と答えた若者のうち、18人が相談前に情報の不足を挙げ、17人が相談後に「調べる」を選びました。 別々の設問の集計であり、情報不足が解消したことを示す結果ではありません。 一般社団法人AwakApp 20 SIMY 35.6% 応援はある 26/73人が、身近な人が夢をよく知っていて積極的に応援していると回答(両親世帯30.1%=95/316人) 24.7% 情報不足を回答 18/73人が、相談前の問題に「必要な情報がない/探し方が分からない」を選択(両親世帯17.4%=55/316人) 23.3% 相談後の一歩は「調べる」 17/73人が、今日の一歩に「学校・奨学金・支援制度などの情報を調べる」を選択(両親世帯17.4%=55/316人) 母子世帯73人の相談後:整理・決定があった53%(39人)、今日の一歩を決めた62% (45人)、「特に問題は残っていない」13.7%(10人。両親世帯10.1%=32/316人)。 相談したかったこと お金について → 今日の一歩 お金について調べる 19才 男性・大学生・お金の心配あり 相談したかったこと 30歳までに多くの言語を学び、世界の人と仲良くなりたい → 今日の一歩 いくつかの外国語を勉強する 17才 女性・高校生 相談したかったこと 資格試験に落ちそう。落ちたらこれからどうすればいいか → 今日の一歩 ハードルを下げて、少しでも勉強する 16才 男性・高校生 成果の割合は全体より低めですが、悩みを言葉にできた37人で比べると差は縮みます(p.17)。
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相談後に内容を記述できなかった198人中94人も、行動を選択

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02 / 相談後に見えた成果 相談後に内容を記述できなかった198人中94人も、行動を選択 相談後に相談内容を具体的に記述できなかった若者でも、半数近くが今日の行動を選びました。 相談前の言語化の力や、記述できなかった理由は、この結果だけでは分かりません。 一般社団法人AwakApp 21 SIMY 相談内容を言葉にできなかった 198人 507人の39%。「分からない」「うまく説明できない」「なし」など → 今日の一歩を決めた 94人 47.5% 83人(41.9%)は「今日すること」を自分の言葉で書いた。今日の一歩を決めた割合は、経済的に余裕の少ない家庭で84人中49人(58%)。 相談したかったこと うまく説明できない → 今日の一歩 オープンキャンパスを予約する 18才 女性・高校生・母子世帯 相談したかったこと うまく説明できない → 今日の一歩 家族に進路について話す 18才 女性・高校生 相談したかったこと うまく説明できない → 今日の一歩 なりたいものについて調べる 19才 女性・大学生・母子世帯 相談前に「何を相談したいのか、まだ分からない」と答えた72人でも 27人(37.5%)が今日の行動を選び、21人(29.2%)が整理・決定を回答。16人 (22.2%)はAIの提案を選ぶ・変える等と回答しました。 今後は、例や問いかけを用いた相談の進め方と、相談後に内容を振り返る方法を検討します。 今回の回答は、その改善に向けた検討材料です。
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言葉にできた人の8割、できなかった人でも半数近くが今日の一歩へ

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02 / 相談後に見えた成果 言葉にできた人の8割、できなかった人でも半数近くが今日の一歩へ 相談後の記述と行動選択の関係を示します。帯の太さは人数、数字は人数と割合です。 時間的な段階や因果関係を示す図ではありません。 一般社団法人AwakApp 22 SIMY 始点 相談後の記述 相談後の行動選択 相談した若者 507人(100%) 相談内容を言葉にできた 309人(60.9%) 言葉にできなかった 198人(39.1%) 今日の一歩を決めた 342人(67.5%) 未決定・不明・回答辞退 165人(32.5%) 言葉にできた人の80.3% 248人 できなかった人の47.5% 94人 19.7% 61人 52.5% 104人 相談後に具体的に記述できた人は80.3%(248/309人)、できなかった人は47.5%(94/198人)が行動を選択。記述と行動選択には関連がありますが、原因は特定できません。
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不安・能力の心配を挙げた割合は、相談後に約10ポイント低下

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03 / 見えてきたこと 不安・能力の心配を挙げた割合は、相談後に約10ポイント低下 「夢や目標に近づくうえで問題になっていること」(2つまで選択)を相談前と相談直後に同じ選択肢で尋ね、全507人で比べました。 一般社団法人AwakApp 23 SIMY 問題として挙げた割合 母数は507人(2つまで選択) −11.2/−10.5ポイント 能力・不安の選択率が低下 能力等:26.2%→15.0%(133→76人)。 不安等:23.7%→13.2%(120→67人)。2つまで選ぶ設問の 選択率であり、不安の強さや因果効果は未確認です。 −2.4ポイント お金の心配の選択率は小幅低下 12.8%→10.5%(65→53人)。お金をテーマにした22人は、 整理・決定17人、行動選択19人。心配の軽減や 制度の利用実績を確認した結果ではありません。 7.3% → 10.3% 「特に問題は残っていない」は増えた 相談前7.3%(37人)→相談後10.3%(52人)。一方で「情報が正しいか判断できない」は14.8%→19.9%と増えました(p.28の改善に反映)。 ポイント=割合の差。例:26.2%→15.0%は−11.2ポイント。
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世界の奨学金と同世代を紹介する話に、37.1%が前向きに反応

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03 / 見えてきたこと 世界の奨学金と同世代を紹介する話に、37.1%が前向きに反応 AI相談の後、世界を見渡すと、経済的に恵まれていない環境で世界に羽ばたいている人がいることを紹介しました。 具体的には、日本とインド・フィリピンの世帯収入の差、インド工科大学(IIT)の低所得家庭向け奨学金制度、それを使って進学し米国や欧州といった海外へ 進む同世代がいることを紹介しました。 一般社団法人AwakApp 24 SIMY 読んで前向きに感じた 37.1% 188/507人。「自分にもできるかもしれない」15.4%(78人)+「今よりもっと挑戦してみたい」21.7%(110人)。 話の要点(調査票より) フィリピンの1世帯あたり平均年収は約90万円、日本は約524万円。それでもIITには世帯年収約80万円以下の家庭向けの奨学金制度があり、進学して海外の大学や企業へ進む同世代が数多くいる。「家庭のお金の状況が理由で進路をあきらめなかった人たちが、世界には確かにいます。」 読んだ後の気持ち(1つ選択、507人) 自分にもできるかもしれない 15.4%(78人) 今よりもっと挑戦してみたい 21.7%(110人) 参考になるが、気持ちは変わらない 14.6%(74人) すごいが、自分とは状況が違う 16.2%(82人) 自分と比べてつらく感じた 3.9%(20人) 内容がよく分からなかった 3.9%(20人) 特に何も感じなかった 14.8%(75人) 答えたくない 9.5%(48人) 母子世帯では「つらい」が約1割 母子世帯(73人) 両親世帯(316人) 前向き(できる+挑戦) 34.2% 25/73人 41.5% 131/316人 状況が違う 15.1% 11/73人 18.4% 58/316人 自分と比べてつらく感じた 9.6% 7/73人 2.8% 9/316人 所得差や制度の数字を示す話は、家庭の事情を抱える若者に「比較の痛み」にもなりました。次のページのIITH学生のメッセージと受け止めが分かれます。
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IITH学生のメッセージには、52.3%が前向きに反応した

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03 / 見えてきたこと IITH学生のメッセージには、52.3%が前向きに反応した 次に紹介したのは、IITH(インド工科大学ハイデラバード校)の学生からのメッセージです。両親は大学に行っておらず、参考書を買うお金がなく、図書館と無料教材で学び、奨学金を自分で調べて進学した経験が、本人の言葉で書かれています。 一般社団法人AwakApp 25 SIMY 読んで前向きに感じた 52.3% 265/507人。勇気づけられた152人、 同じ状況の人がいて安心した66人、 海外等への挑戦に興味47人。 前の話(37.1%)より約15ポイント高い。 「特別な才能があったわけではありません。違ったのは、『自分で調べること』と『今日の一歩をやめないこと』だけでした。生まれた家は選べません。でも、明日何をするかは選べます。」 IITH学生のメッセージより(抜粋) 「同じような状況の人がいると知って安心した」と答えた割合 前向きに数えた選択肢は、前ページ2つ・このページ3つ。 母子世帯では「勇気づけられた」が低く、「安心した」が高い 「勇気づけられた」は母子世帯26%(19/73人。両親世帯35%=112/316人)と低めですが、「安心した」は母子世帯19.2%、両親世帯11.4%と1.7倍。一方「自分には難しいと感じ、かえって不安になった」も母子世帯9.6%(7人。両親世帯4.1%=13人)。2つの話を読んだ後、46.5%(236人)が「必ずやろう」「新しくやりたい」「大きな目標につなげた」と答え、7.5%(38人)が奨学金や支援制度を調べたいと回答しました。
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507人が答えてくれたから見えた、次に埋める4つの穴

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スライド26のテキストを読む
03 / 見えてきたこと 507人が答えてくれたから見えた、次に埋める4つの穴 今回の自己申告から、今後検証する4つの課題を整理しました。原因や改善策の効果は、追加の確認が必要です。 一般社団法人AwakApp 26 SIMY 相談後の記述 53% vs 25% 経済的に余裕の少ない家庭(84/158人)vs それ以外(75/305人) 相談後に内容を具体的に 記述できなかった割合。 経済的に余裕の少ない 家庭53%、それ以外25%。 理由は未確認。 18〜19歳 57% vs 79% 経済的に余裕の少ない家庭(43/76人)vs それ以外(74/94人) 18〜19歳で今日の行動を 選んだ割合。経済的に 余裕の少ない家庭57%、 それ以外79%。 差の背景を検討する。 そのまま選択 19% vs 11% 経済的に余裕の少ない家庭(30/158人)vs それ以外(32/305人) AIの提案をそのまま行うと 決めた割合。経済的に 余裕の少ない家庭19%、 それ以外11%。実行や 依存の有無は未確認。 人がいない 2人 → 6人 母子世帯73人中。相談前2.7% → 相談後8.2% 母子世帯で「相談できる人がいない」が相談前2人→相談後6人に増えた(人数が少なく参考値)。今日の一歩に「人に相談する」を選んだ人は0人(両親世帯4.7%=15/316人)。 相談前にお金の心配を挙げた65人中25人(38.5%)が、相談後も同項目を選択。実行を妨げる条件と、人・制度への案内を検討します。
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AI相談の実証で確認した、3つのこと

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スライド27のテキストを読む
04 / 今回確認したこと AI相談の実証で確認した、3つのこと 利用者の広がり、家庭環境別の行動選択、今後の検討課題をまとめます。人による支援との比較実験ではありません。 一般社団法人AwakApp 27 SIMY 届く 507人 47都道府県の15〜19歳(有効回答) 47都道府県、家庭の事情を問わず。母子世帯73人、経済的に余裕の少ない家庭158人、学校にも仕事にもつながっていない10人に、同じ相談体験を届けました。 条件別の比較 80% vs 81% 言葉にできた若者の今日の一歩:経済的に余裕の少ない家庭(59/74人) vs それ以外(186/230人) 相談後に内容を具体的に書けた人の比較。 効果の同等性は確認していません。 15〜17歳の経済的に余裕の少ない家庭では 79%(65/82人)、お金の心配がある 若者では80%(52/65人)が行動を選択。 後者の21人(32%)は、情報収集・ 計画・窓口等への連絡を選びました。 見える 4つの穴 次の設計に反映する課題 507人の相談後の回答から、 家庭環境別の傾向を整理しました。 相談内容の記述や、相談相手、 お金の心配などの回答を、 次の支援の検討に生かします。 Water Dragon Foundationの助成とGMOの協力により、若者が悩みを整理し、最初の一歩を考える相談体験と成果調査を実施しました。
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理想な形:AIの入口と出口に「人と制度」を置く

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スライド28のテキストを読む
04 / 見えた課題と改善案 理想な形:AIの入口と出口に「人と制度」を置く 入口=相談を始める段階、出口=相談後に動き出す段階。今回の回答を参考に、若者支援に向けた4つの改善案を示します。 いずれも今後検討する案で、実装済みの機能や効果を示すものではありません。 一般社団法人AwakApp 28 SIMY 01 入口対話 「分からない」から始められる問いかけ・例示を標準にし、相談テーマを一緒に見つける工程を置く。 指標:相談後に内容を記述できなかった割合(現状:経済的に余裕の少ない 家庭53%=84/158人、それ以外25%=75/305人) 02 お金・制度を先に開く 相談の序盤で学費・生活費・制度について知りたいことを定型で確認し、給付型奨学金や学生課などの窓口へ具体的に案内する。情報の確かさも示す。 指標:相談後にお金の心配が残る割合(現状38.5%=25/65人) 03 出口に人を置く 今日の一歩を決めた後に「それを誰に話すか」を一問加え、先生・支援団体・相談窓口の具体名を提示する。 指標:「人に相談する」行動の選択率(母子世帯で現状0%=0/73人) 04 18〜19歳の移行期メニュー 学費・一人暮らし・就労・編入を前提にした相談の型を用意し、具体的な問いには具体的な情報で応じてから8つの視点に広げる。 指標:18〜19歳・経済的に余裕の少ない家庭の今日の一歩(現状57%=43/76人) あわせて、相談後に読む2つの話は、所得差や制度の数字より「途中の苦労と小さな一歩」を語る構成に見直します(世界の奨学金を紹介する話に「自分と比べてつらく感じた」が母子世帯で9.6%=7/73人、両親世帯2.8%=9/316人。IITH学生のメッセージには母子世帯の19%=14人が「安心した」)。AIの提案は2〜3案並べ、「自分の状況に合わせて変えるなら」と問い返す工程を加えます。
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SIMYで、決めた一歩の実行を支える仕組みを検討する

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スライド29のテキストを読む
04 / 次の一歩 SIMYで、決めた一歩の実行を支える仕組みを検討する 今回確認したのは、相談直後に行動を選んだという回答です。AI Mentorの知見をSIMY(simy.one)に生かし、 若者が決めた一歩の実行を支える仕組みを検討します。以下は今後の構想です。 一般社団法人AwakApp 29 SIMY ① 決める 67.5% 今日の一歩を決めた(342/507人) 342人が、相談直後に今日の行動を選んだと回答しました。実行・継続は未確認です。 → p.11 ② 実行を支える SIMY simy.one 決めた一歩を「いつ・何から・誰と」まで具体化し、準備や連絡を支える仕組みを検討します。 → 今後の検討案 ③ 実感を確認 3つ やれている/自分でやっている/人と協力して役に立っている 本人が実行できたことを記録し、「やれている」「自分で選べる」「人と協力できる」という実感を確かめます。 → 実行の記録で測る ④ 自信を確認 自信 自己肯定感と自信 行動の実行や継続が、自己肯定感・自信の変化とどう関わるかを検討します。今回の実証では確認していません。 → 今後の検証課題 AI Mentorで「決まる」ことは示せました。次に確かめたいのは、決めた一歩が実行され、続き、本人の自信になるかどうかです。 測りたいこと(案):実行された一歩の割合/「人に相談する」行動の選択率(現状0%=0/73人)/本人が答える自己肯定感の変化。
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AI Mentorの成果と今後

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スライド30のテキストを読む
SIMY 生まれた家は選べない。 でも、明日何をするかは選べる。 Water Dragon Foundationの助成とGMOの協力により、507人の若者がAI相談を利用しました。 342人が相談直後に今日の行動を選択。相談後に内容を具体的に記述できた人では、家庭環境別の割合は80%と81%でした。 効果の同等性や行動の実行は、確認していません。今後はSIMYへの知見の継承を通じ、相談の進め方や振り返り、 決めた一歩の実行を支える仕組みを検討します。 507人 47都道府県・有効回答 67.5% 今日の一歩を決めた(342/507人) 80% vs 81% 言葉にできた若者の今日の一歩:経済的に余裕の少ない家庭 vs それ以外 一般社団法人AwakApp|2026年8月25日

METHOD

実施概要と数値の定義

事業主体
一般社団法人AwakApp
助成
Water Dragon Foundation
実施期間
2026年8月1日~10日(利用実証)
対象
全国47都道府県の15~19歳507人。高校生71.0%、女性73.4%。若者全体を代表する標本ではありません。
実施協力
GMOリサーチ&AIの協力により、全国の15~19歳(中学生を除く)を対象に、AI相談を体験する形式で実施しました。
方法
相談前アンケート、AI Mentorの利用、相談直後アンケート。その後、奨学金などを紹介する話とIITH学生のメッセージを読み、読後の気持ちに回答する構成です。上記の主な成果は相談直後の回答に基づきます。
家庭環境の区分
家族での外食、国内旅行、海外旅行、自家用車、塾、教材、部活動の費用、勉強机、進学費用について家庭で心配せずに話せることの9項目を使用。所得額や公的な貧困基準ではありません。
結果の範囲
相談直後の自己申告に基づく集計です。対照群との比較や、その後の実行・継続の追跡は行っていません。342人は相談後に行動の種類を選んだ人数であり、相談前には決まっていなかった人の変化を示す人数ではありません。家庭環境による格差の解消や、群間の効果の同等性を示すものではありません。
出典
2026年8月25日付「Water Dragon Foundation 助成事業 成果報告|AI Mentor事業」。公開用資料では、数値を維持して解釈・表現を改定しています。

FOR MEDIA

取材・引用について

実施方法、相談の仕組み、家庭環境別の結果についての取材は、AwakApp Japan合同会社が受け付けます。担当:塩飽哲生(tetsuo@simy.one)。引用時の出典表記は「一般社団法人AwakApp AI Mentor成果報告」です。詳しい結果・資料は本ページで確認できます。

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